業務効率化・医療安全向上のため導入を決意しました
病院の新築移に伴って、目で見てわかる最新の情報共有媒体を導入したいと思い、検討を開始しました。
ユカリアタッチは電子カルテと連携して、患者様の情報をピクトグラムなどで表示でき、ベッドサイドでタイムリーに情報を確認できますし、バイタル測定器連携機*はその場で電子カルテにバイタルデータを登録できますので、業務の効率化、また医療安全の観点から有効だと判断して導入を決意しました。
患者様のケア時間をより多く確保できる仕組みです
当院は急性期の病院なので、術後は30分おきにバイタルサイン記録や観察を行う必要があり、以前までは記録に膨大な時間を取られていました。
その点ユカリアタッチを導入することで、タイムリーにバイタル記録が出来るようになりました。
また電子カルテを開かなくても患者様の情報を確認できるので、記録の短縮にもなりますし、それによって患者様をケアする時間が確保できるので、患者様の満足度も上がり、スタッフも慌てることなく落ち着いて業務が出来ています。
多職種間の情報共有にも役立っています
ピクトグラムや注意文章など患者様の注意事項が表示されているので、看護師だけでなく看護助手やリハビリスタッフなどの多職種間でしっかり情報共有ができるのは良いですね。
食事配膳の可・不可や手術予定がわかりますので、誤配膳の心配もないですし、義歯などのピクトグラム表示で、食事介助や口腔ケアをする場合に間違いがないか確認ができるので看護助手のスタッフも活用しています。
また特に夜間は数人の看護師のみで回していますので、どうしても担当ではない患者様の看護を行うケースもあります。
そのような場合でも移動方法や荷重など確認できるので、医療安全の観点でも効果を発揮してくれていると思います。
また離床表示機能*で患者様の所在をその場ですぐに確認できるのは大変助かっています。
以前は患者様がどこで何をしているのか探したり調べたりするのがかなり手間になっていたのですが、今はリハビリ中とか入浴中などすぐにわかるのでとっても楽です。
当院は毎週医師の回診があり、看護師、リハビリスタッフ、栄養士、ソーシャルワーカーも一緒にベッドサイドに行って情報を交換しています。
その際に全員で医療従事者画面*の経過表を見ながらバイタルの推移を確認できますし、採血などの検査結果もユカリアタッチからすぐに確認できるので、効率的な情報交換ができています。
たくさん機能が詰まっているのがユカリアタッチの魅力ですね。
当院の特徴に合わせたカスタマイズやアフターサポートも魅力です
当院のユカリアタッチは整形外科に特化して移動や安静度などのピクトグラムをオーダーメイドで作成いただいていますので、とても活用できています。
また導入後も毎月しっかりとした利用データを出していただけますので、使用頻度が低い病棟にも声掛けできますし、我々管理者も活用状況を把握できています。
導入したら終わりではなくて、導入後のしっかりとしたアフターサポートが充実しているのもユカリアタッチの魅力ですね。
人材確保にも一役買ってくれています
当院では看護スタッフの募集の際、プロモーションムービーの中で、ユカリアタッチについて紹介しています。
皆さんすごいな!と言ってくれますし、最先端の病院だなという印象を持っていただけているようです。
人材確保の観点からもユカリアタッチが一役買ってくれていると感じています。
導入を検討されている病院様へのメッセージ
新しいシステムを導入するのは、財務的にも大変ですし、ハードルは高いかもしれませんが、ユカリアタッチは医療安全の面でも、業務効率化の面でも大変に役立つシステムですので、ぜひ導入をご検討いただければと思います。(吉永次長)
当院ではバイタル測定器連携機能、電子化ピクトグラムなど、医療安全の向上、看護業務の効率化、さらには患者サービスの向上を図ることが出来ておりますので、スタッフにも患者様にもご満足いただけているサービスだと思います。
今後ユカリアタッチがより医療業界で使われるものになっていってもらえればと思います。(堺看護部長)
これまで一般的に電子カルテとは独立して運用されていたピクトグラムシステムがユカリアタッチでは電子カルテと連携して運用できるようになったことで、システム部門の立場としても看護現場のサポートがとても楽になりましたし、トラブルも少ないので非常に助かっています。
今後もっとユカリアタッチを導入する病院様が増えていけばいいなと思っています。(田邊課長)
社会医療法人令和会 熊本整形外科病院
- 所在地
- 熊本県熊本市中央区新屋敷1-17-1
- 病床数
- 204床
- URL
- https://kumasei.jp/